2015年7月23日木曜日

Moto 360買った

Smartwatch自体がまだ全体的にイマイチっぽいが、スマホ業界の片隅で飯を食ってる身としてはそろそろ自分でも使ってみておくべきか、と思ったのと、個人的にちょっとしたきっかけがあって嫁様の決済も案外あっさり下りたので買った。

あえてApple watchではなく、評判がいいのは分かってるPebbleでもなく、色々遊べるAndroid Wear。

電池持ちならSONYかと思ったけど、そこはあえて目をつぶって、本家に近くて脈拍センサー付きのMoto 360。

届いてセットアップして2日使った感想。

通知が腕で確認できるのは便利だが、通知がちょくちょく来るとうざさ倍増。スマホなら面倒なので放置しそうな時でもスマートウォッチだとつい見てしまう。どの通知を出すか出さないかある程度は設定できるはずなので、ちゃんと設定すれば快適になりそうな気はする。

問題はメール。宣伝メールの通知とか要らんけど、メール全体の通知を切ると見たい通知まで出なくなってしまう。どこまで細かく設定できるのだろふ。

脈拍センサーは、今のところ、いつでも簡単に脈が測れるというだけ。何か面白いアプリ無いかな。

活動量計としても使えるようだけど、朝から晩まで着けたままで電池が持つかというと難しいので、イマイチ感がある。仕事が終わってさあ今からジョギングするぞって時に電池が切れた日にゃ以下略。

スマホ本体が万歩計です、ってのよりは腕時計だけで済むほうがいいんだろうし、身に付けるブツは少ない方が楽だけど、専用の、もっと電池が持つ活動量計を別途買って腰にでも付けて使う方が幸せそうな予感。

今は万歩計と位置情報のログをスマホで取ってる都合上、基本的にずっとスマホを腰につけたまま行動するようにしてるんだけど、これはこれで邪魔なこともあるので、ログだけ溜め込んどいて後でまとめてクラウドに上げてくれるような小型で電池長持ちな専用デバイスがあったら欲しい。

ちょこまか使ってたら電池残業が夕方頃に10%切った。朝から腕に付けて仕事して、夕方退社してからさあ使うぞ!とか思ってももう電池ありません、何の役にも立ちませんし時刻を確認することすらできません、ってことが普通にありそう。。。

腕時計としては、使いにくい。普通の腕時計なら腕を持ち上げてぱっと見るだけのところ、持ち上げて自動点灯するのを1秒ぐらい待つか自分でボタンを押す必要がある。さらに自動点灯を待ったが失敗して点灯しなかった場合、数秒待ってからボタンを押してようやく時刻がわかる。

なので、確実かつさっと時刻を確認するために普通の腕時計を併用したくなる。でも普段から普通の腕時計を使わず時刻はケータイやスマホで確認してました、それで十分でしょって人ならむしろ便利になってるのかも。

たぶん時刻は電波時計並に正確なのだろうから、そこは単なるクォーツに比べると良いところ。

Google Mapsで歩いてる時にナビしてくれるのはちょっと便利かと思ったが、手にスマホを持ってちら見しながらでも良いような気はした。歩きスマホは危ないが、ちら見ならスマートウォッチでもスマホでもあんま変わらないし、逆にがっつり見ながら歩いたらスマートウォッチでも危ない。

地図系アプリだと、スマートウォッチ側にコンパスが無いようで、地図と自分の向きの対応がわからない。スマホならヘッドアップ表示とかできて、行きたい方向にスマホを向けてそっちに歩くとかできるが、Moto 360ではできない。他のスマートウォッチの電子コンパスの有無は知らない。なので、道をある程度把握してる時に次の曲がり角までの距離をちら見することはできるが、本気でどっちに行ったらいいのか分からない時にはスマホを出してスマホのコンパスを使って方向を確認する必要がある。

というわけで、今んとこおおむね予想通りイマイチ。スマホの補助デバイスとしてはそれなりに使い道があるが、あるとちょっと便利だけどすごい便利って感じでもないし、結局スマホを引っ張り出さないといけないケースも多い。スマートウォッチじゃないと無いとできないようなことも特に無い。

通知だけならPebbleを買った方がきっと幸せ。

スマートウォッチならではのキラーアプリでも出てくれば話も変わるか、とは思うけど、それがどんなものになるのかはうまく想像できない。

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