最初は解像度が無駄に高過ぎて蹴られてるのかと思ったが、同じような解像度の小説(文庫を300dpiでスキャンしてそのままPDFにしただけのファイル)が普通に表示されてる。
で、ふと気付く。Acrobatの「ファイルサイズを縮小」が駄目なんじゃね?試した。
- 「ファイルサイズを縮小」を使うなら
- 「Acrobat 5.0~」を指定するのが吉。
- 「Arcobat 6.0~」から先は駄目(表示できない)。
今回試したアプリはCloudReader。おそらくOSかSDKで用意してるPDFライブラリを使ってる。
iBookでは先日Acrobat7.0向けに「ファイルサイズを縮小」したファイルが真っ白になるのだけ確認してる。たぶん同じPDFライブラリを使ってるだろうから、結果も同じじゃないかと。
ちなみに、縮小前の元ファイルを表示させてみたら、表示はできたが、重い上に落ちた。 よって解像度が問題だったわけではなく、でも解像度は落としておかないと実用にならない。
でもって、他のアプリは知らない。独自にPDFレンダリングエンジン抱えてたら結果は変わるだろうけど云々。
あと、iTunes上でもサムネイルが出なくなる。表示はAcrobat Readerを呼び出すだけなので無問題。
それはそうと、やってみて不思議に思ったのが、
- 元ファイル(600dpiでスキャンしたJPEGから作っただけ) - 290MB
- PaintShop Proで1/3に縮小してからPDF化 - 23MB
- 元ファイルをAcrobat 5.0向けに縮小 - 5MB
- 元ファイルをAcrobat 6.0向けに縮小 - 83MB
新しい方が画質重視で解像度をあまり落としてないのかなとか思って画像をペイントにこぴぺしてbmpにしてみたけど、解像度とかはどっちも同じ。画質はぱっと見では区別つかず。うーむ。
ちなみに、解像度は元の1/4ぐらいになってたけど、これの算出基準は突っ込んで見てない。今回試した雑誌だと150dpiぐらい相当な感じで、きれいじゃないけど読むのに不自由はしない、ぐらい。
というわけで、とりあえずPDFの場合には「Acrobat 5.0~」向けに「ファイルサイズを縮小」するのをデフォルトにして、読んでて気になったら画像を別手段でサイズ調整とかしてからPDF化、と。
追加。Acrobat 7.0向けに縮小してあった実用書のPDFをAcrobat 5.0向けに縮小し直してみたら、ファイルサイズが3/4ぐらいになって、iPad(CloudReader)でも読めるようになった。
小さくなるのが解せんけど、サイズ的にはこんなもんかと思う。というか雑誌の83MBや16~7倍の方が不思議で、どうしてまだ解像度では大きい1/3縮小よりも数倍でかいのかと。
(JPEGのパラメータが恐ろしく高画質寄りとか、「ファイルサイズの縮小」をしたいのにそれは無いだろう的な理由はいくつか思いつくが・・・)
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